【結婚 お金の管理】夫婦間のお金のルールの決め方①早めに決めるべき理由3つ

家庭のお金を貯める上で、パートナーと足並みを揃えることは大切です。1人が頑張って貯金をしようと思っても、もう1人が湯水のようにお金を使っていたら、お金は貯まりません。結婚したら、なるべく早いうちに、お金のルールを決めましょう。

困った
困った
結婚したてで、お金の話をするのは気まずいよ…。

困った
困った
話を切り出そうとしているけれど、できないまま3ヶ月が経っている。

そんな方の背中の後押しになるはずです。

作者
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我が家は早くにお金のルールを決めたことで、DINKS時代の1年で、300万円貯金しました。

Contents

曖昧なルールが習慣化する前に

結婚したての頃は、お互いの生活習慣のズレをすり合わせていく時期かと思います。寝る時間、食事の時間、お風呂の入り方、両親への接し方など。お互いが遠慮して譲歩して、ひとつのライフスタイルをつくっていきます。この夫婦の習慣が不確定な時期に、自分の要望を伝えるのが大切です。

スーパーの買い物はなんとなく妻の財布から出して、ガソリン代はなんとなく夫の財布から出して、といったような「なんとなく」が続くと、それが習慣化してルールになってしまいます。

ラブラブな時期にお金の話は切り出しにくいかもしれませんが、習慣が確定した後にお金の話を切り出すのは、もっと気まずいです。相手のことを信じて、自分の要望を伝えましょう。

作者
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結婚当初、夫の財布の紐の緩さが気になっていました。
「500円のコーヒーを我慢すれば、1ヶ月分のレタスが買えるんだよ。」としきりに伝えて、徐々に私の金銭感覚に合わせていってもらいました。

お互いが遠慮をしているうちに

新婚さんの時は、お互いに譲り合いができる素直さがあります。このときに要望は伝えるべきです。年月を重ねて、幾度の衝突があったり、困難を共に乗り越えたりすると、夫婦の絆ができてきます。そうなると、(加齢のせいもあるかもしれませんが)お互いに図々しくなって、片方の要求が通りにくくなります。

なので、新婚ラブラブで遠慮がちなときにこそ、話しにくいことは解決しておきましょう。

作者
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結婚して7年。共同生活に慣れてしまって、もうお互いが頑固になっていると感じます。話し合いは早ければ早いほどいいです。

子どもがいないうちは時間に余裕がある

結婚したてで子どもがいないご家庭もあると思います。時間的にも金銭的にも余裕があり、一番の貯めどきです。多少の無理がきく働き方ができる最後のチャンスです。

もし妻が働いている状態であれば「DINKSDouble Income No Kids)」という状態にあたり、経済的に最強の状態といえます。

余裕があるうちに、少しでも貯金額を増やすべくパートナーに協力をしてもらいましょう。DINKSのうちに貯蓄が増えておけば、今後目まぐるしく生活の変化があっても、余裕を持って乗り切ることができます。

「自分なら妊娠、出産後もバリバリ働けるよ」と思うかもしれません。私もそう思っていましたが、やっぱりうまくは行かないもので

妊娠をしてしまうと、多かれ少なかれ悪阻があります。お腹の赤ちゃんのことを考えても、ゆとりのある働き方をしなくてはなりません。体力勝負の職種の人の中には、退職を決断する人もいます。

生まれてからも、3歳くらいまではお母さんにべったりです。また、10歳くらいまでは「愛着」を育む大切な時期なので、家庭にて安心できる環境をつくりたいと思うと、大人の誰かが夕方には家にいるのが理想的です。我が家は転勤族で、近くに頼れる人がいないので、私か夫のどちらかが仕事にセーブをかけざるをえません。

人によりますが、「妊娠すると10年くらいは仕事のセーブが強いられることがあると想定しておきましょう。なので、妊娠前にずっと続けられるキャリアを確立させておくこと、もしくは暇な時間で収入を増やすこと、に注力しましょう。

私は結婚してから妊娠をするまでの1年間、パート勤めで年収260万円ほど、扶養を抜けて働いていました。新しい土地に引っ越してきて友達もいないし、夕方に退勤をしても、夫の遅い帰りを待つだけ。土日も夫は疲労回復で延々と寝るだけで、暇。

作者
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多少無理をしてでもダブルワークをして収入を増やしておけば良かったと、今でも後悔しています。

繰り返しになりますが、無理な働き方をできるのは妊娠前だけです。

日々のちょっとした贅沢の積み重ねで貯金額が左右される

節約をするなら、1日も早く始めましょう。日々のちょっとした贅沢の積み重ねで、貯金額が左右されるからです。

最近よく聞く「ラテマネー」という言葉なのですが、毎日なんとなくカフェに入って頼むラテのように、何気なく使ってしまうお金のことを指しています。アメリカで人気の資産アドバイザー、デヴィット・バック氏が考案した言葉です。ひとつの支出が小さくても、積もり積もれば大きくなります。

夫婦の片方が毎日のラテを我慢していても、もう片方が毎日ラテを飲んでいたら効果は半減します。逆に説得できれば効果は倍増します。

節約は、我慢をし続けなくてもできます。一度効率のいいやり方を考えて習慣化してしまえば、あとは勝手に体が動いてくれます。夫婦でのライフスタイルを作り上げている時こそ、節約を習慣化するチャンスです。日々のラテマネーを削減できるよう、1日も早く取り組んでみましょう。

作者
作者
我が家は夫の弁当、子どもたちの外出時の水筒を習慣化していますが、慣れたので苦に感じません。小さな金額ですが、数年後の貯金額には大きな差が出ていると信じて、続けていきます。

まとめ

以上が、夫婦間のお金のルールを早めに決めるべき理由4つでした。

結婚したては、引っ越しや手続きに追われて大変な時期でしょう。環境の変化に慣れるのも一苦労な時期ですよね。お疲れ様です。逆に言うと、銀行やクレジットカード、光熱費の手続きなど、支出方法について見直すいいチャンスです。勇気を持って、パートナーの方に話を振ってみてくださいね。

「まだ勇気が出ない!」という方は、次回の『話し合うこと3つ』についても読んでみてください。




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