私は週5でパートをしながら家事、育児をしています。正社員を続けながら育児をしているお母さん方に比べたら時間に余裕はあるのですが、それでも育児、家事に追われて24時間は瞬く間に過ぎてしまいます。いつも「今は時間がないけど、いつかはブログの毎日更新をしたい」とか、「いつかは溜まりに溜まった家の不用品をメルカリに出品したい」などと考えていました。
でも気付いたのです。「予定をこじ開けてスケジュールをねじ込まないと、いつまでたっても時間はつくれない」んですよね。
そう気付いてから、効率よく生活できる理想のタイムスケジュールを組み、その通りに動くようにしています。最初はタイムスケジュール通りに動くのは忙しないなと感じますが、慣れてくると考えなくても勝手に体が動くようになります。
スティーブ・ジョブスが、毎日同じワードローブを身につけていたのは有名な話です。選択する機会をひとつでも減らして、考える労力を他のことに割り当てたいが為だったと言われています。
生活する上で、選択肢をひとつでも減らすと時短になることは、身をもって感じています。机に向かって効率的なスケジュールを組み、1ヶ月ほどがんばって習慣づけさえしてしまえば、あとは考えることもなく勝手に体が動いてくれて、結果的には時間が確保できるようになります。
Contents
現状のタイムスケジュールを書き出す
1人時間、副業時間の確保をするためにまずやったことは、現状のタイムスケジュールを正直に書き出すことでした。
以前の私のスケジュール
スマホ閲覧の時間が長いです。スマホ閲覧の2時間を我慢すれば、ブログ作成の時間が2時間も作れるようになります。家事も短縮する余地がありそうです。睡眠時間も長すぎるので、1時間早く起きて時間を活用したいところです。逆に育児の時間は、家族交流の時間として大切な時間なので、削ることは出来ませんでした。
一度書き出してみると、自分の中で時間を使いたいことの優先順位がはっきりします。そして見えてきた改善点は「早起きをする」、「家事を時短で行う」、「スマホやテレビなどの閲覧を我慢する」の3点でした。
理想のタイムスケジュール
次に、理想のタイムスケジュールを組んでみます。筋トレの時間、メルカリの時間、ブログの時間を毎日確保したかったので、ねじ込みました。
Before After
スマホを見て一息つく時間がもったいないと感じたので、そういう時間は副業に充てるころにしました。また、子どもの寝かしつけと同時に寝ることとし、朝方の生活にシフトさせました。そうすることで、副業をする時間を3時間分増やしました。また。運動の時間も1にちに30分ほど確保しました。
決めたら、あとは体を慣らすだけです。
早朝
家族が起き出す前に、1人の時間を確保します。
4:00 ストレッチ 筋トレ
4:30〜 ブログ執筆
朝
朝のうちに家事をほぼ終わらせます。
6:30 家中のカーテンを開ける 乾燥機から洗濯物を取り出す 顔を洗う
7:00 家族を起こす
朝食、夫の弁当、夕飯を作る、洗い物をする
(夫:洗濯物をたたんでしまう、子どもの身支度を手伝う)
7:30 保育園の持ち物を準備する
部屋を片付ける
7:40 家を出て、子ども達を保育園へ送っていく
通勤途中
通勤途中はラジオやYouTubeを聴いてインプットの時間にします。もちろん、スマホを見ながら運転はできないので、音声だけでも楽しめるユーチューバーをチョイスしています。職場に着いたら、出勤直前までスマホでできる副業をします。1分たりとも無駄にしないでお金に換えます。
〜8:25 出勤直前まで車でスマホの作業をする
知人からのLINEの返信をする
副業をする(マクロミル、ポイントスクリーン、human)など
夕方
16時に退勤し、一度家に帰って、お迎えの時間までメルカリの作業や家事を行います。
16:00 退勤、帰宅。
メルカリの出品・梱包
トリマの広告をひたすら流す作業をする
16:20 保育園お迎え
夜
子ども達が帰宅したら、もうガッツリ家事や副業はできません。スマホも充電器の場所に戻し、封印します。
17:00 子ども達と共に帰宅。
保育園の荷物の片付け、明日の保育園の準備。
18:00 夕飯、風呂の準備、洗い物
19:00 風呂
19:30 子ども達の保湿、服を着せる、歯を磨く
20:00 子ども達と遊ぶ(ように見せかけて母は筋トレ)、絵本を読む
21:00 就寝
「風呂掃除」、「洗濯機を回す → 乾燥機に洗濯物を入れる」の作業は、夫が帰ってからやってくれます。夫のご飯も取り分けてあるので、自分で温めて食べて、食器は片付けてもらいます。
夫の帰宅は20時くらいなので、どうしても別スケジュールで動いてもらうことになります。私が負担に感じる時間帯の家事は、夫にお願いしています。なるべく夫の負担も軽くなるよう、家電を導入したり、使い捨ての食器を活用したりなど、工夫もしています。お互いの負担が軽くなるよう、協力し、労いながら、共に家庭を守っていきたいです。
家事を時短で行う
時間はなるべく楽しいことに使いたい!なので、家事をする時間が1分でも短くなるように意識しています。朝は、まるで100m走かのように、ダッシュする気持ちでアレコレをざかざか進めていきます。そんな気持ちに寄り添うような時短術達を紹介します。
食洗機
基本的に手で洗っていますが、時間がない時は惜しみなく食洗機を使います。例えば朝、シンクが洗い物でいっぱいのまま家を出てしまうと、夕方に帰宅した時のテンションが下がります。食器が少ない場合でも、3分で食洗機にポイポイ詰めておけば、夕方にモチベーションが高いまま次の作業に取り組むことができます。また、手荒れしやすい夫に洗い物を頼むことを、昔は申し訳なく感じていたのですが、食洗機を購入してからは頼みやすくなりました。食洗機代、電気代は割高かもしれませんが、1日30分の食器洗いタイムがなくなっただけで、人生がハッピーになりました。いい買い物でした。
洗濯乾燥機
転勤族なので、住居が変わるたびに洗濯物を干す場所を作り出すことに困ります。また、東北は天気が崩れやすいし、冬は雪が降るので部屋干しの一択になることがほとんどです。なので、毎日洗濯乾燥機で服を乾かしています。「洗濯物を干す→取り込む」の作業が計3分もあれば済みます。「洗う、干す、取り込む、畳む、しまう、着る」の一連の服の動作から、毎日40分の時短になっているのではないかと思います。
畳む洗濯物を少なくする
畳む作業も面倒だと思っています。なので、畳まずに着てしまいます。
朝洗濯物を取り込む
各自の着る服を畳まないで置いておく
お風呂後に着るパジャマ、下着を畳まないでカゴに入れて脱衣所に置いておく
台所用の布巾、おしぼり、タオルを畳まないで、そのまま使い始める
残ったこども服は畳んで、保育園の着替えストックとして持たせる
上記のようにすると、畳んでタンスにしまう服はほんのわずかになります。
※この方法だと、毎日同じ服を着ることになりますが、抵抗のない方はまねしてみてください。
ごはんを週末に作り置きしておく
月に1回、食材をまとめ買いして、お肉の下処理や半調理をしてから1回分ずつ小分けにして冷凍しています。また、週末に次の週の副菜を3〜4品まとめて作り置きしています。これをやっておくおかげで、日々の買い物時間が短縮され、平日の台所仕事は1時間程度で済ますことが可能になっています。
やらないことを決める
家事も趣味も、こだわりだすとキリがありません。自分の中で時間をかけたいことに優先順位をつけ、順位の低いものには手を出さないようにします。当たり前のことを書いているように感じるでしょうが、無意識にやってしまいがちなことを無視するのはなかなか大変です。テレビの閲覧、漫画、スマホの誘惑に打ち勝って、時間を確保してみましょう。
週2回以上掃除はしない
掃除をするのは金曜日の夕方と、日曜日の夜だけに決めています。それ以外の日は、床の埃に気がついても徹底的に無視をしています。
スマホは決めた時間以外触らない
スマホを触り始めると1、2時間あっという間です。私は出勤前の10分、夕方の30分以外は触らないようにしています。
あとは、台所作業や掃除のときに、音楽を流して楽しんでいます。最近はBTSがお気に入りです。
やりたいことをスケジュールにねじこむ
「いつか時が来たらやろう」なんて思っていたら、1年たっても10年たっても「その時」は来ません。あっという間におばあちゃんになってしまいます。思いたったが吉日!やりたいと思ったことはすぐにやりましょう。ということで、万年ダイエッターの私は、毎日やりたいことのひとつとして、運動をタイムスケジュールにねじこみました。また、毎日のように「メルカリに出品したい」と思っているので、メルカリ用の時間も確保しました。メルカリも、出品、梱包、メッセージのやりとりなどで、意外と時間がかかるものです。毎日時間を作っておいてちょうどいいくらいです。また、ブログ用の時間もねじ込みました。正直、2時間じゃ1記事書ききれないのですが、集中力はもって2時間程度なので、ちょうどいいと思うことにしました。それに「2時間しかない」と思った方が、その時間を大切にできるし、ちょうどいいのかもしれません。
まとめ
以上が、私の平日のタイムスケジュールでした。大切なことは
・家事の時短を極める
・やらないことをきめる
・やりたいことをスケジュールにねじ込む
の3点です。何か参考になれば幸いです。
東北は、そろそろ雪が降りますね。雪が降ると毎日「道の渋滞、車の雪下ろし、雪掻き」などで、1時間も2時間もタイムロスしてしまいます…。そうするとタイムスケジュールもだいぶ変わってきますが、くよくよせずに毎分楽しんでやっていこうと思います。